報告者:直前会長 岡田真一 級ェ田工業所

 平成26年10月10日(金)〜11日(土)に県連青年部会研修事業として、愛知県の知多半島にあるLIXIL榎戸工場に行ってきました。10日朝、県内各所で順次バスに乗車し、名神・新名神を経由し榎戸工場にはお昼過ぎに到着しました。
 工場では、工場長の堀様をはじめとするスタッフの方々とLIXIL神戸営業所の大村様に出迎えて頂き、研修室で昼食を頂いた後に研修が開始されました。最初に(株)LIXILの会社概要や生産拠点などを、スライドを使って紹介いただき、榎戸工場は前身のINAXの時からの陶器関連の製造工場であることを知りました。
 次いで工場内の生産ラインを見学しました。生産ラインでは高度な品質保持の製品管理がなされている事などを学びました。その後1階フロアーの展示ブースで製品開発の歴史や、現在の製品の特長や特性を半透明化した便器を用いた実演で見学しました。ここで驚いたことは、洗浄便座はTOTOよりINAXの方が先に国内販売が開始された事でした。たぶん、ほとんどの方がTOTOのCMで認識していると思いますが、実はINAXが海外の医療用製品を改良し一般向け販売した方が先なのです。最後に研修室に戻り、質疑応答などを行い研修は終了しました。
 一行はバスに乗車し、宿泊先の知多半島の南端の旅館「美浜」を目指しました。夕刻に到着しチェックイン後、雄大な太平洋の景観が見渡せるお風呂に入り、夕食の懇親会を行いました。その後カラオケルームで二次会をしていると、なんと全管連青年部協議会会長で名古屋市水道組合の中島さんと同じく名水協の小林さんがサプライズで駆け付けてくれました。 中島さん・小林さんありがとうございます。宴もたけなわとなり、みんなで枕を並べて就寝しました。
 翌朝一行は二日目の研修地である愛知県下水道科学館に向かいました。下水道科学館には宅内の排水管がどの様に配管され流れているかを知る事が出来る様にスケルトンになった地下が展示されていて、普段我々も見る事のない配管内の水が流れる様子を見学する事ができました。この科学館で目についたのは、トイレットペーパーおりがみで、ペーパーホルダーのロールの先を三角にすることはよく見ますが、ここではいろんな形におりがみするアイデアが展示されていました。
 その後、名古屋市内で名古屋メシの昼食を頂き、テレビ塔に登り、リニア鉄道館を見学して帰路につきました。バス車内では尼崎の組合到着前に事業の締めを行い、往路とは逆に順次バスを降車し流れ解散となりました。
 県連では事業ごとに担当単組を決め、事業運営の一切を担う事になっています。今回の研修事業は明石市青年部が担当し、すばらしい研修旅行を企画運営して頂きました。明石市青年部の皆さん、代表幹事の野崎さんありがとうございました。
(special thank you)