【7月25日(金)大開小学校、4階の技術室にて開催】
24年度に実施した管理員夏季実技研修が好評を頂き、今年度、兵庫区より開催して欲しいと、早い時期より依頼を受けていました。
前回開催の経験、反省を踏まえ、研修を受ける側の立場になり、日々の管理員業務に生かせるよう、開催場所、配布工具の選定、研修して欲しい内容の事前聞きとりを教育委員会の方や、地区班長の管理員さんと協議を重ね、一部教材も追加し、当日を迎えました。
座学中は管理員さんより、予想に反する高度なレベルの質問や、図面の線種シンボルの読み方、法規に関する活発な質問があり、我々が驚く場面もありました。又、今年度依頼を受けた、警報が鳴った場合の初期対応は実例を挙げ問題形式とし、持ち帰り後も役立てて頂ける内容にしました。
実技は、修繕ユニットを利用し、女性の管理員さんや、小修繕に苦手意識をもたれている方にも積極的に、参加していただき、「なるほど今回で解った、今まで怖さがあってケレップ交換できなかった、今度は自分でやってみる。」「シールテープ、今まで逆巻きしてた、有難う。」、「備品の立てカラン締め重宝する、給食の流し水栓が緩んだ時いつも困っていた。」と様々な嬉しい言葉を頂戴しました。
今回開催し、管理員さんと対面し感じたことは、日々エンドユーザーが、何が疑問で、何に困って、何をどうしたいのか。あるいは現地に我々が呼ばれた場合、仕事だけに留まらず、アバイスをするのも企業評価を高める選択肢の一つであると、改めて実感しました。又、本件を管理員研修以外の官民問わず、他の講習会につなげて行きたいと考えています。 |